えごま油の濁りについて
2017年02月04日
早いもので2017年も1月が終わり、節分も過ぎてしまいましたね。
節分とえごまに何か関連があるかと思い、いろいろと調べてみました。
が、何も関連性は見つけられませんでした・・・何でもかんでも結び付けるのは無理ですよね (苦笑)
さて、昨年12月から平成28年産奥出雲えごま油の販売を開始し、これまでに本当に多くのご注文を頂いており、心より御礼申し上げます。
ネットショップ用の在庫はまだまだ余裕がありますので、引き続きご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
今日の本題はえごま油の濁りについてです。
瓶の底が濁ったように見えるものがあります。
これについては島根県産業技術センター浜田技術センターの検査員の方から、リン脂質が凝固したものだと考えられると報告を受けております。
もちろん食べても問題はないとのことです。
搾油後精製工程を経たものは出ないようです。
弊社で販売している奥出雲有機えごま油・奥出雲えごま油ともに搾油後の精製は行っておりません。一番の理由は、えごま油本来の味や香りをお届けしたいと考えているからです。
とは言っても、濁りが多い場合は風味が若干異なると感じるため、瓶詰め作業後目視検査を行っております。
目視検査の様子
ですが、冬のこの時期は出荷待ちの段階での温度変化でどうしても濁りが発生することがあります。また、開封後冷蔵庫で保管していただいていると同様に濁りが発生する場合があります。ですが、先ほど申し上げました通り品質には問題ありません。
以上、えごま油の濁りについてでした。
えごま油やえごまについて気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。
今年はえごま栽培見学会や搾油見学体験会を開催したいなと考えています。
この場面を見てみたいとか、この作業をやってみたい、えごまのオーナー制度に興味があるなどご意見をお伺いできれば、できる限り実現できるようにしていってえごまのこと、島根県奥出雲町のことを知ってもらえればと思いますので、ご検討のほどよろしくお願いします。